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外国人看護師受け入れ

EPA条約により、8月にインドネシアから看護師・介護士が来日することになった。だが、そこには大きな壁がある。それは受け入れ条件の問題である。
【看護師受け入れ条件】
(1)母国において、看護師資格を取得していること
(2)2年以上勤務経験があること
(3)入国してすぐに6カ月間の日本語教育を、厚生労働省の外郭団体である国際厚生事業団の指定を受けた者が行う事になっている
(4)日本に来て3年間以内に日本の看護師試験に合格をすること
(5)受け入れ希望の病院は、1人につき、60万円を国際厚生事業団に支払わなければならない
 (1)の条件は、当然であろうと思う。(2)も知識が求められることであり、仕方がないのかもしれない。しかし、(3)が問題だと記者は思う。この6カ月におよぶ日本語教育の期間、研修生の住まい、食事、給与はどうするのだろうか。まだ具体的に明示されていない。
 そして、(4)が一番の問題だと思う。日本に来て3年間は、看護助手という立場しか許されない。病院勤務でも、あくまで看護助手であり、医療行為など一切できないのである。当然のこと、7対1の看護師配置条件にもカウントされないため、医療報酬の対象にならない。病院としては、単に看護のお手伝いさんとしてしか見ることができない。
 さらに難問は、3年間に亘り、病院での日本語教育と、看護師試験のための指導をしなければならない。誰が教えるのか、インドネシア語の話せる職員は手配できるのか、病院の負担も大きいものとなる。
 その間、給与はもちろん、ボーナス、社会保険負担分、住居の確保など、すべて病院に押し付けられる形となってしまう。そして3年間で看護師試験に合格しなければ、強制的に帰国させられてしまうのだ。果たして3年間で日本語を覚え、難しい医療知識や医療用語を本当に覚えることができるのであろうか。
 また、「不合格なら帰りなさい」と本当に言いきれるであろうか。もちろん、受け入れ病院の指導次第であろうが、疑問が残る。
 日本人では、小学校から中学、高校を経て、看護大学や看護士養成学校で3年間勉強した人が看護師試験を受ける。その合格率は87%だ。日本人でさえ、 13%の人たちが不合格になる試験に、学校も行かず、病院で看護助手として働きながら合格を目指さなければならないという条件はあまりにも酷ではないのか。
 努力して合格できる人もいるだろう。しかし、果たしてどれくらいの割合で合格できるのか。
 厚生労働省の見解は、あくまで看護師は不足していないとしている。
 EPA条約だから仕方がない。日本で働きたいのなら従えとの立場である。
 これに反発してフィリピン上院議会がいまだ条約を締結していない。こんなことをしていたら、いざという時に外国からの看護師・介護士など来てくれなくなるのではないかと心配である。
                      (記者:梅沢 清志)

私もこの記事を書いた記者の意見に同感です。
相も変わらず日本の役人は現場の実態を把握するという最も大切な事柄を蔑ろにしているとしか思えません。(まぁ役人に言わせれば、そこは最も誤解を生じやすい部分ということになるらしいが)
他の記事で、フィリピン政府として、中東に出稼ぎに行っているフィリピン人の最低賃金のアップの勧告をしたとありましたが、出稼ぎ大国フィリピンとしては、EPA条約にしろ、国の経済に及ぼす影響はとても大きいのでしょうから、真剣なのでしょう。
この記事へのコメント
記事を載せていただいてありがとうございます。
この件に関しては4年前から取り組み、厚生労働省に再三ケンカしに行きましたが弱小NPOなのでなかなか思うようにはなりません。
こんごも頑張って行動するつもりです。
よろしくお願いいたします。
小生にも子供が5人います。すべてマニラで生れた子供です。
梅沢 清志
言葉ができないと看護師の仕事はできない。
これは、英語だろうがドイツ語だろうが韓国語だろうがどこの先進国でも同じ。日本語も例外ではない。
世界の動向も変わってきている。フィリピン政府は政策変換したよね。
医師看護師の海外流出は抑制することになった。
WHOも外国人看護師の海外流出には警告をだしており、国内の看護師確保と医療の充実に努めることを促している。
カナダみたいな外国人看護師をたくさん受け入れてきた国でさえ、看護師不足の国からの外国人看護師の受け入れは、廃止してしまった。
日本だけが経済優先で車と同列に外国人看護師をモノ扱いしてる。
日本語の看護師試験も合格できないのに実際の現場で看護師として働くのはもっと無理だ。厳しいけれどそれが現実だよ。
アメリカみたいな国だって看護師試験はしっかりやる。外国人看護師に配慮なんて一切なく、アメリカ人と同じ試験だ。
その上さらに、看護師は永住権ないとできない仕事なので、永住権取得のためには語学試験もある。
まあ、あなたみたいな人は都合の悪い情報は聞きたくないだろうけどから、何言っても無駄だと思うが。
言葉ができない人はどこの国に行っても看護師はできない。日本語の看護師資格試験の問題文が読めないなんて人が合格してもらうのは病院の現場からすると困るんだよ。看護師は資格を持った「人数合わせ」のために必要なわけではないし、保険点数付けるためのものではない。
実際に現場で仕事ができないと意味がない。言葉の壁を破れない人は看護師の仕事ができない〜国家試験合格は最低限のライン。
みみ
みみさん
貴重な意見ありがとうございました。
文面から推測するに医療関係の方だと思われます。私は医療の現場に看護の側として携わったことがないので、看護する側の見方というのは気がつかない事なので、有難いです。
梅沢清志さん
今後もご自身の信じるところに向かって、活動がんばってください。
管理人
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